こんな仕事、してました

またもやブログを長らく放置していて、正直言ってどんな調子で書いていたか忘れてしまった感じもするけれど、宣伝がてら、久々に投稿してみる。 宣伝というのは、これ。 ジェレミー・ブレーデン、ロジャー・グッドマン著『日本の私立大学はなぜ生き残るのか…

実家のライバル

フクロウを飼っている母が、ついにフクロウとの暮らしのことを本にし、つい先日、筑摩書房から発売となった。わたしも、その本の中のコラム執筆を担当した。フクロウの名前は、ぽー。これが、可愛い見た目して、けっこう怖いヤツなのである。 母がぽーと暮ら…

納豆茶漬け

北大路魯山人の書いたものをあれこれ読んでいると、お茶漬けがなんども出てくる。納豆茶漬け、のり茶漬け、マグロ茶漬け、塩鮭・塩鱒茶漬けなどなど・・・。その中でも、一番想像がつかなかったのが、納豆茶漬けだ。納豆ご飯はもちろん食べたことがあるし、…

『にほん語観察ノート』

図書館に行ってきた。いろんな分野で四冊借りたが、そのうちの一冊は、井上ひさしの『にほん語観察ノート』だ。読売新聞の日曜版に連載されていたものがまとめられた本で、一編一編は短い。ああ、こういう文章、良いなあと思う。 まだ読み始めだが、「文章上…

百の物語

いよいよ、この記事でブログは100投稿になる。毎日投稿すると決めてから、もちろん何人の方が読んでくださっているかというのは気にしていたけれど、それよりも、「100投稿を目指す」というのが大きな目標だった。だから、今日という日を迎えられて、ほんと…

ロボットとヒトとコトバ

今読んでいる本の一つが、ブライアン・クリスチャン著『機械より人間らしくなれるか?』という本だ。原題は "The Most Human Human"。壁の向こうでチャットしている相手が、思考することができる人工知能(ボット)なのか、人間なのかを、審判員がチャットを…

立川談春『赤めだか』

高校生の青年が、聴く者を容赦なく自分の世界に叩き込む談志の芸に圧倒された。志ん朝の落語は上手くて感動的だが、談志は凄い。青年は高校を中退、門を叩いた。彼こそ、今日最もチケットが取れない落語家、立川談春。 落語の世界では、マトモなことを言い正…

リピート派

好きな本とかアニメとか映画とかは、繰り返し何度も見たい派だ。例えば、名探偵コナンの映画『世紀末の魔術師』は何回観たかわからない。親に聞いてみると、小さいころからそうだったらしく、同じ絵本を何度も何度も読んでいたらしい。新しいものを次々と、…

エッセイを楽しむ

今年一年を振り返ると、ずいぶんとエッセイ集を読んだ気がする。それは自分のお仕事にも関わったから意識して読んだのだけれど、今年は小説よりも、エッセイだった。 特に楽しんだ三冊をあげるならば、『土を喰う日々』『春の数え方』、『久しぶりの海苔弁』…

ノスリだった

先日載せた、鳥の写真。これを、いつもお世話になっている猛禽類マスターに見ていただいた。 ノスリだろう、とのこと。ネズミなどの小動物を捕食することから、鷹狩りには向かないと言われるし、その色から「馬糞鷹」なんて呼ばれることもあるしで、なんとも…

和歌わからない

ダジャレのようなタイトルになってしまったが、和歌や短歌、俳句などなどの日本の歌が、わからない。学校教育で俳句も短歌も和歌も川柳も、授業で扱われたことがあったはずなのに、キッチリとした定義もよくわかっていない。一応ことわっておくが、「和歌」…

催促すること、されること

なんの因果か、自分が記事を書くだけでなく、人に書いてもらう記事を集める側にもまわるようになってしまった。 「催促メールが届く」というのは、やっぱりうれしいことではない。スケジュール通りに原稿を書くという、言ってみればそれだけのことなのだけれ…