獅子舞

今年は喪中だったのでお正月らしいお正月はしなかったけれど、喫茶店に行ったら獅子舞が来ていて、頭をかじってもらい、無病息災、家内安全、厄除け、そういった祈願をしてもらった。 獅子舞に頭を噛んでもらうとおめでたい、縁起が良いという。そもそも獅子…

フロアーの数え方

ビルの高さは、外からみたときに目で見ることができるけれど、地下の深さというのは目視ではなかなかわからない。わたしが時々使う地下鉄のひとつがつくばエクスプレスなのだけれど、あれはかなり深い。秋葉原駅だと、階段にして200段くらいあるようだ。(途…

干し芋

干し芋を作った。サツマイモを一本100円で買ってきて、スライスして、蒸し器で蒸して、干し網へ。まる一日干して食べてみたら、うん、美味しい!しっかり干し芋の味がした。今回は分厚く切って作ったから内側にホッコリ感が残って、それはそれで美味しかった…

クモの巣

東京の下町に住んでいてふと気付いたけれど、ここにはクモがいない。もちろん、数ミリ程度の小さいのは時々いるけれど、大きいのを見かけることはないし、クモの巣も見ない。クモもクモの巣も嫌いという人は多いし、人が多く行き交い、緑地も整備されている…

あったかヌカ袋

からだをあっためたくて、簡単にできるものを探したら、あった!手作りカイロ。もともと小豆を入れた手作りカイロは自作したことがあったけれど、今度は、玄米とヌカと塩を入れたカイロ。小豆を入れたものよりも中身がきめ細かいし、しっとり気持ち良い! コ…

使い切る気持ちよさ

実家に帰ると、最初の10ページほどしか使っていないノートがたくさん出てくる。ノートを使い始めるときは気合を入れて、字も丁寧、レイアウトもしっかり考えて書くのだけれど、だんだん嫌になり、途中で何かしらケチがつく。そうすると、完璧主義な気がある…

鳥の目・虫の目ekiden

お正月の定番、箱根駅伝。ekidenと書くと、けっこうローマ字感がなく、外国語っぽい。留学中を除き、ここ10年ほどは毎年観ている。一時期はコースのすぐ近くの神社でお正月にお手伝いをしていたことがあったので、その頃は生で観戦もした。 テレビで見れば、…

画力向上

以前、画力がない、と書いた。それは8歳か9歳の頃の、洋梨の絵を取り上げ、観察眼の無さを嘆いたものだったけれども、それから19年近く経ち、ようやく、観察眼や、それを描く力を身につけた気がする。 こちらが、8〜9歳の頃の絵。 そして、こちらが、今…

おもち

おもちの季節になった。季節とは言っても、冬がおもちの季節というわけではない。お正月だから、おもちなのだ。 おもちといえば、きなこも、大根おろしも、あんこも、磯辺焼きも美味しい。そして、やっぱりパックに入っているおもちより、臼と杵でついた餅が…

ラムネード

「ラムネ」というと、お菓子の方のラムネを思い出すだろうか、それとも、ビー玉が入っている不思議な形の瓶に入っている炭酸飲料を思い出すだろうか。この「ラムネ」という言葉は、「レモネード」が訛ったものらしい、と聞いたことがある。英語圏のレストラ…

プールと水風呂

スポーツジムへ行ってプールで泳ぎ、風呂で温まった後、水風呂に入る。この流れが気に入った一年になった。 でも我ながら不思議なのは、プールでは老若男女が思い思いに泳いでいるさまを見て何も思わないのに、水風呂で頭の先まで全身を沈める人を見ると、ち…

企画あそび

夫との遊び。企画遊び。それは、何か条件を決めて、それについてどんな企画を考えるかというのを出し合うこと。昨日は、「もし、超低予算で、週に一回、夜11時からの一時間枠でテレビ番組を作ることになったらどんな企画を立てるか」というもの。やっぱり通…

苦手な音

ベッドに横になる時、横向きに寝てまくらが耳に当たると、自分の鼓動の音が聞こえる。もっとも、いつも聞こえるわけではなく、神経が過敏になっているときだけだけれども。そういう、神経が過敏のときに、トクン、トクンという音が聞こえ続けるのは嫌なもの…

リピート派

好きな本とかアニメとか映画とかは、繰り返し何度も見たい派だ。例えば、名探偵コナンの映画『世紀末の魔術師』は何回観たかわからない。親に聞いてみると、小さいころからそうだったらしく、同じ絵本を何度も何度も読んでいたらしい。新しいものを次々と、…

メリークリスマスの返事

「メリークリスマス!」と言われたら、どう返せば良いか。これまでわたしは、「メリークリスマス!」と言い返すくらいの術しか持っていなかった。けれども、今年のクリスマスで、学んだ。 "You, too!" で良いのだということを。 Merry Christmas! You, too! …

火の用心

先日の糸魚川での大火事は、テレビで見ていて本当に痛ましかった。あんなに、炎は大きくなるものなのか。人間が簡単に消せるものではないのか。人間の無力さを感じた。こんなに様々なことを人間がコントロールできる時代になっているように見えるのに、一つ…

問いを立てる、交わす

何かのオリエンテーションでも、勉強会でも、なんでも良いけれど、「なんでも質問して良いですよ!」と言われる場面というのに遭遇すると、血が騒ぐ。「さあ、どんな問いを投げかけてみよう」「どんな問いを投げかけたら、この場の議論が盛り上がるだろう」…

1000!

昨日書けばよかったのだけれど、昨日で、本ブログの総アクセス数が1000を越した。当初は年内に1000を越すと思っていなかったから、予想以上だ。わたしは無名の、一人のブロガーでしかない。そんなに宣伝も積極的にはしていない。それでもこんなに読んでくだ…

オリジナル志向

昔から「◯◯系」とか「◯◯なタイプ」というように、ざっくりと分類されるのが好きじゃなかった。人とは違っていたいという気持ちを重視する「タイプ」だったと思う。 だから「ゆとり世代」と言われるのももちろんのこと、「意外と保守的」と言われるのも「リベ…

食の清潔・気持ちの衛生

コンビニのおでんつんつんが話題になっている。しょうもないことを動画にするよなあと思いつつ、イギリスで出会った少しショッキングな出来事を思い出した。 それは、四年前の冬。当時イギリスに住んでいたとき、今の夫となる彼がイギリスまで遊びに来てくれ…

脱力したいとき

冬は寒さで体がこわばる。外を歩いているときも、気がつくと肩にぎゅっと力が入っている。寒くて血行が悪くなりやすい上に肩に力がはいるのだから、一年の中でもこの季節は肩こり首こりが一番苦しい。師走の忙しさも相間れば、眉間のシワも一層深くなる。 こ…

文章力を考える

出版界は苦労している。密度のある本がなかなか売れないそうだ。本屋へ行き、ぱらぱらっとページをめくり、ボリュームがあることを感じると、「読みきれないかも」と弱気になり、本を棚に戻してしまうのだという。だから、ページあたりの文章量は減り、ぱら…

父と娘

久々にほぼ半日、父と娘とで過ごした。これからの社会の話、父の仕事の話、父の若い頃の話などなど。 わたしが大学院にいた頃は、父はイギリスで勤務、わたしは留学生で、徒歩5分のところに住んでいた。週末になると午前中に父の家に行き洗濯機を借り、洗濯…

実家に帰れば

実家に帰ってきてみれば、母も干し柿と干しリンゴをつくっていた。悔しいことに、干すための網はこちらのほうが何十倍も立派(そして高級)だし、出来上がった干し柿も干しリンゴも、上級に美味しい。 どうやら、柿は硬めのものを干すよりも、完熟のものを干…

無線な世の中

今どきの若いひとは、パソコンなどを使っている時の「保存」のアイコンが何の形なのかを知らないという。わたしは、ガンガン使っていた訳ではないけれど、よく知っている。フロッピーディスク。中学のとき、ある作文の先生は、作文の提出を原稿用紙ではなく…

安堵とがっかり

注射前の憂鬱な夜が明け、よしと気合を入れて病院に向かったら・・・院内大掃除のため休診日ということだった。迂闊だった。嫌だ嫌だと思っていた注射をしなくて済んで安心したと同時に、嫌なことが先延ばしにされたのはもどかしい。さっさと終えてしまいた…

注射と採血

やっぱりインフルエンザの予防接種はしておいたほうがよさそう、と言われたので、明日、予防接種に行くことにした。恥ずかしながら、注射というものは四年ぶりだ。ややビビっている。正直に告白するならば、注射は、こわい。 なかなか理解してくれる人がいな…

干し柿完成

丸四日、スライスした柿を干した。以前書いたように、干す前は275グラムあった柿は、四日干し続けた結果、65グラムとなった。およそ四分の一の重さになったということだ。 一口食べてみると・・・う、うまい!これは、買ってから食べるまでの間に四日間の待…

エッセイを楽しむ

今年一年を振り返ると、ずいぶんとエッセイ集を読んだ気がする。それは自分のお仕事にも関わったから意識して読んだのだけれど、今年は小説よりも、エッセイだった。 特に楽しんだ三冊をあげるならば、『土を喰う日々』『春の数え方』、『久しぶりの海苔弁』…

「語らない」ということ

今日は、ひとつの大きな一段落の日だった。 人と濃く交わって感じるのは、いろいろな人が秘めた思いを抱えていて、機会があれば語りたいと思っていること。でも、なんらかの理由で、語らないという選択をしているということ。もう一つ気付いたのは、「語らな…