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【最終章】PPAPについて【可算・不可算】

 これまで、二度ほどPPAPについてブログを書いてきた。一度目は、まじめに、冠詞について。二度目は、PPAPから派生した、いろいろなアレンジなんかについて。今回で、三度目となる。まさか、最初に観たときは、わたしが三度もこれについて記事を書くことになろうとは思いもしなかった。けれども、これが最終章(のつもり)だ。一時期ほどはPPAPの動画も、見なくなった。卒業が近いのかもしれない。その前に、やっぱり書いておこうと思う。

 

 さて、今回は、冠詞について、改めて振り返りたい。そう、一度目の記事に対して、別の見方を思い出してしまったのだ。

 動画にふりかえり、ピコ太郎のあの手つきを見ると、まん丸、まる一個のりんごと、まる一個のパイナップルを持っていることが想像される。それが、冠詞「a (an)」がついていない、という指摘につながったのだ。一個の、りんご。一個の、パイナップル。そう、まるまるの形だと、可算名詞になってしまうのだ。

 だが、りんごも、常に可算名詞なわけではない。すりりんごも、スライスされたりんごも、不可算だ。あの手つきで勘違いをしていたが、ピコ太郎は、そのままの形の果物を持っていたのではなく、カットされたり、すりおろされたりしたものを持っていたのだ!

 これを思い出したのは、先日、セブンイレブンに行ったときのこと。紙の容器に入った、温めて食べるスープなんかが置かれた棚の上のほうに、りんごと、パイナップルが置かれていたのだーー

 というわけで、"I have a pen"に続く、"I have apple"は、まあ、こんな感じだ。(厳密にいうならば、"I have a bag of apple"になってしまうのだろうが)

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さらに、"I have pineapple" は、こうなる。

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そして、ペンを加えれば、こうなる。

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これにて、無事、pen-pineapple-apple-penになれた。

ちなみに、全部が繋がった"pen-pineapple-apple-pen"は結局は全部繋がって一つのペンなので、こちらには冠詞が必要になるわけだがーー、セブンイレブンでわざわざパイナップルとりんごを買ってきて、この写真も撮れたことだし、気にしないことにする。さすがに、ペンを果汁まみれにしたくなかったので、実際にこれらフルーツにペンをさすのはやめることにした。

 

 昔、「ハートで感じる英文法」というテレビ番組をやっていた。これはお堅い英語の文法教育とかではなく、英語ネイティブが英語をどういう「感覚で」使っているのかというのを解説する番組で、すごく面白かった。その中で、名詞の可算不可算の回があって、自動車などの「タイヤ」は普通可算名詞、一つ、二つと数えられるけれど、タイヤ工場が火事になって、タイヤが溶けちゃうと不可算になり、もう数えられない、というような説明をしていたのが、今でも印象に残っている。

 可算・不可算。日本人にとっては馴染みのない文法の考え方だし、やっかいだけれども、わたしは大西先生のおかげで感覚的に身についた気がする。(今でも時折間違えるけれど)

本と、CDと、あとはDVDが出ているらしい。英語の全てを網羅しているものではないが、感覚的につかめるようになるヒントを与えてくれる良い本だと思う。

 

 

 

そういうわけで、PPAPは、まるごとのりんごやパイナップルと捉えるのではなく、カットされていたり、すりおろされていたりする果物が登場すると捉えましょう、という話でした。

※りんごとパイナップルは、写真を撮った後、美味しくいただきました。