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夜の空港

エッセイ

乗り物の運賃は一筋縄では読めない。電車ならば、どの駅からどの駅までいくら、というのはいつも決まっているし、いつ調べたって値段は変わらない。でも、タクシーは地域によって初乗り料金が違うし、日中に乗るのと深夜に乗るのとで値段が変わる。

値段の変動具合でいくと、ダントツは飛行機だろう。同じ日の、同じ航空会社、同じ航路でも、時間が少しずれるだけで、数千円値段が変わる。予約の時期によっても変わる。ウェブで格安航空券を探せば、びっくりする安さの航空券も見つかる。

今回、北海道から東京に帰るにあたり、新千歳を夜九時に出発する便を予約した。東京に着くのは11時くらいになるが、もうあとは家帰って寝るだけでいい。この搭乗券が、今回は安かった。

夕方早めの時間に義両親に車で空港まで送っていただき、空港でお土産の買い物。そのあと、新千歳空港の中をうろうろ。国内線の搭乗手続きロビーから国際線のロビーまで通路で繋がっていたので、国際線の搭乗手続きロビーまで歩いてみた。新千歳では夜の国際便は無いようで、がらーんと広く、静かだった。

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空港は旅を予感させるから大好きだけれど、だれもいない、静かな空港はなんだか寂しかった。おなじ「空港」という空間でも、これから旅をする人たちが集まったざわめきがあるか無いかの差は、大きかった。