冬のスポーツ

 この間北海道に行った時、スキー場まで行って結局滑れなかったことを書いた(11月24日記事)。それのリベンジを果たそうと、今、夫と二人で計画中だ。今度こそ、滑ってやる!

 思い返せば、スキーは、大学一年生の頃、一度大学のサークルの仲間と行ったきりだ。あれが、初挑戦だった。周りは経験者ばかりで、「できるよ、できるよ〜」と乗せられるままに、中級者コースみたいなところへいくリフトに乗った。リフトを降り、下り坂のスタート地点に立ったら、足が竦んだ。結構、急だ。怖い。でも、降りる手段は、足についているスキー板に乗って、滑っていくのみ。友人に基本だけ学んで、ずざざ・・・と初滑走が始まった。

 方向は定まらず、コース外に突っ込みそうになる。ゆっくり進みたくても、重力がわたしを引っ張る。ダメだ!と思った時には、派手に転び、足首からボキっ!という派手な音を感じた。これは・・・骨を折ったかもしれない。そう思いつつ、友人に助け起こしてもらい、なんとかかんとか、一番下まで滑って行った。

 下まで降りて、落ち着いてよくよく足首を見てみると、せいぜいが捻挫くらいのようで、骨までは折っていないようだった。多少青くなっていたし、足首を動かすと痛かったけれど、立てないほどでもない。とりあえず、座って、みんなが滑っているところを眺めることにした。しばらくして、足の痛みが落ち着いてきたところで、足首が固定される、スノーボードに挑戦することに。スキーよりは、足首に負担がなさそうだ。それで、何回か滑った。ゆっくり、ゆっくりの滑走で、いかにもビビった体勢だったけれど、結構楽しかった。

 

 こんな風に書くと、いかにも運動音痴だが、全部のスポーツで運動音痴というわけではない。一輪車だって乗れたし、綱渡りの練習もしたことがある。バランス感覚はあると思う。中学の三年間は剣道部にいて、初段まで取った。高校二年生の頃には友達に連れられ、アイススケートで一日遊んだが、そのときはほとんど転ぶことなく、普通に滑れた。球技は笑っちゃうくらい苦手だが・・・個人競技系は、そこそこだ。

 この冬で、スキーかスノボ、滑れるようになろう。あとは、ボルタリングにも挑戦したい。ボルタリングは一度だけ経験がある。小さい頃、公民館の横の崖を自分でよじ登っていたのを思い出す。できれば、ゴルフもやってみたい。体を動かすというと、スポーツジムでランニングマシーンや筋トレマシーンを使ったり、プールで泳いだりということばかりになりがちだけれども、いつもと違うこと、どんどんやってみたい。