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共感

エッセイ

 コミュニケーションについて語られるとき、なにげなくつかわれることばに、「共感」というのがある。「共感していることを相手に伝えることが大切」、「共感を呼ぶようなことを伝えよう」そういうことを聞くし、言うこともある。でも、そもそも「共感」とはなんだろう。なにかについて、同じような感情を抱かせること。でも、同じような感情を抱かせるためには、価値観とか、知識とか、経験とか、そういう前提をある程度共有しておく必要があるだろう。

 文章を書くうえでも、「そうそう、そうだよね」と、共感を呼べるような何かが書けたら良いなと思う。物語を読んでいるときも、登場人物に感情移入できるのは、共感できるなにかを感じられるときだ。悲しみや、痛み、悔しさ、喜び、そういう感情を共感できたとき、わたしは、もう物語の主人公と自分になっている。

 物語にしろ、エッセイや評論にしろ、絵画や映画も、そういう「共感」を目指して作られているもの、多いと思う。共感や、発見。そういうところをわたしも求めたい。

 

 そう思って、とりあえず「共感」とググったら、アマゾンで共感、売っているらしい。こんな風に簡単に変えたら、良いのに。

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