やりたいことリスト

 最近作っていなかった、「やりたいことリスト」を作った。普段、「やらなきゃいけないこと」はノートに書いて、順番にこなす。例えば直近だと、確定申告とか。でも、それは別に「やりたいこと」ではない。たしかにちゃんと間違いのないように納税はしたいけれど、ほんとに心の底から確定申告したくて仕方ないとか、考えるだけでワクワクするなんて感情はないわけで、やっぱりこのタスクは「やらなきゃいけない」ことだ。(そもそも「タスク」という言葉が思い浮かぶだけで、やりたいという気持ちはあまりないことがわかる)

 今日、新たに作ったやりたいことリストには、28項目が挙がった。ボルタリングがしたいとか、博物館行きたいみたいなものもあれば、誰に会いたいとか、誰に電話したいというようなものもある。買いたいものが挙がったと思えば、「散歩」のような、書き終わったら即実行できるものもあった。今回は、たぶん28項目挙げるのに、10分もかからないくらいだったと思う。あまりじっくり考えるよりは、ぽんぽんと素早く列挙するほうが良い気がする。連想が働く。そうすると、あまり念頭になかったアイディアまで一緒になって出てきたりして、楽しい。時間をかけて挙げるよりも、直感的に「楽しそう!」「やりたい!」と思えることを挙げるようにしている。じっくり考えてしまうと、だんだん「やりたいこと」の中に「やらなきゃいけないこと」が混ざってしまうのだ。

 普段ちょっと時間ができたときにも、やりたいことあんまり無いなあと思ってしまうと、結局ゴロゴロして過ごしてしまう日もあるのだけれど、こうやってリストを作っておけば、ああ、あれがやりたかった、とすぐに思い出して、楽しいことができる。

 このところはさぼってしまったけれど、ある程度定期的に作るのは良いものだなあ。直感で作る「やりたいことリスト」、ぜひ、おすすめです。