2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

敏感ドラマー

わたしは結構音に敏感な方だと思う。高い音とか、大きい音、あとは時計の秒針など規則的な音も苦手だ。何かがきっかけで敏感になりすぎると、隣の部屋の壁にかかっている時計の秒針まで聞こえてしまう(と感じていた)ほどだ。映画館も、音が大きいから苦手…

共食い?

以前、人に「猛禽類のエサって何を食べさせるの?」と聞かれて、「ウズラのお肉を食べさせるところが多いんじゃないかな」と答えた。そうしたら「ウズラって、ウズラの卵のこと?」と聞かれたので、「そうじゃなくて、そのウズラの卵を産む、鳥の方だよ」と…

ほ・た・て

北海道滞在中、小樽の三角市場に立ち寄った際に購入したホタテとホッケが、クール便で届いた。さっそく夕飯に、夫と二人で一枚ずつ、ホタテをお刺身で戴いた。 お、お、美味しい〜〜〜!口に入れた瞬間、ホタテの甘みを感じられる。ホタテの味が脳に直接届い…

ノスリだった

先日載せた、鳥の写真。これを、いつもお世話になっている猛禽類マスターに見ていただいた。 ノスリだろう、とのこと。ネズミなどの小動物を捕食することから、鷹狩りには向かないと言われるし、その色から「馬糞鷹」なんて呼ばれることもあるしで、なんとも…

夜の空港

乗り物の運賃は一筋縄では読めない。電車ならば、どの駅からどの駅までいくら、というのはいつも決まっているし、いつ調べたって値段は変わらない。でも、タクシーは地域によって初乗り料金が違うし、日中に乗るのと深夜に乗るのとで値段が変わる。 値段の変…

クィディッチ部

わたしは日本の大学を卒業したその年の秋から、オックスフォード大学の大学院に進学した。入学して最初の一週間くらいは、オリエンテーションやガイダンスの期間で、大学にある部活の紹介などもあった。一つの大きな建物に、いろいろな部活が集まって、新入…

スベらない話

普段文章を書いていて、あるいは人に話していて、なかなか一つのエピソードを自信もって「これはスベらない話だ」と言えるものはない。でも、今日のは実際、スベらない話だと言いたい。 おとといの夜から北海道に来ているのは書いた通りだけれど、今日は小樽…

寒すぎ北海道!

夫の実家の帰省ということで、北海道に来た。昨日の夜に到着。早速、ラーメンやら寿司やらとにかく食べる、食べる、食べる!の丸一日。 昨日は東京は20度近い気温で、久々に暖かい!と思える一日だった。それなのに。北海道に来てみれば、最高気温がマイナス…

Happy New Yearは数えられるか?

年賀状の季節になった。近くの郵便局では、さまざまなデザインの年賀状を売り始めている。といっても、わたしとしては年賀状という文化からだいぶ離れてしまっているけれど。それでも、せっかくハガキを書くという趣味を始めたのだから、今年の暮れは年賀状…

飛行機の思い出

先日までは北陸に行っていたが、明日からは北海道だ。北海道へは、飛行機でいく。小さい頃から親が海外で仕事をする機会があって、それについていかせてもらったことがあったこと、それに比べて飛行機を使った国内旅行が少なかったことから、国内線の飛行機…

誰のためのヌードルハラスメント議論か

いま、「ヌードルハラスメント」なる言葉が話題に上がっているようだ。日本人がラーメンをすする音が、日本に観光に来た外国人にとっては「音のハラスメント」になっているらしい、ということだ。まさに、以前、イギリスでわたしが気にしたことに近い。 話題…

絵葉書が少ない

ようやく、旅から帰ってきた。初めての北陸は発見も多く、とても楽しかった。 せっかくハガキを出すことを新しい趣味にしたので、旅先で素敵な絵葉書を買って、いろいろな人に送ろうと思って楽しみにしていた。でも、そもそも、いわゆる観光地のお土産やさん…

ぢちち

金沢から、能登に移動してきた、北陸の旅。いわゆる温泉宿に来た。 温泉の後は、もちろんビンに入ったコーヒーミルク!と思ったら、目に入った、ぢちち! ひらがな表記では「じちち」って書いてあったけれど、「地乳」なら、本来は「ぢちち」だろう。 ぢちち…

トンビかタカか

金沢に旅行に来た。金沢といえば加賀百万石。古くから文化が栄えた町で、その落ち着いた美しさ、磨かれた歴史、美味しい食を大いに楽しんでいる。 ひがし茶屋街を歩いていたら、神社を見つけた。そこは、卯辰山(うたつやま)で鷹狩りをしていた前田家のお殿…

木工で遊ぶ:立体図形の問題

何年か前に、「一本の材木から、じゃらりと連続した鎖を作るができる」というのを聞いた。 これが、 (材木屋さんのサイトから写真お借りしてます) こうなる こんな風になる(さすがに金属光沢にはならないが) 一本の材木が、鎖になるのだ。カッコイイ。そ…

文化人類学こわい

大学に入ってから、ほとんどゼロベースで文化人類学を学び、これまでにはいくつかのフィールドワークも実施してきた。今日、ひさびさに文化人類学という学問について考える機会があったので、改めて考えたことを、すこし文字にしてみようと思う。 といっても…

オトナとコドモの定義

オトナとコドモを分ける定義は、いろいろ存在する。生物学的にも、社会・文化的にも、法律的にも定義ができるし、時代が変わればその定義も変わる。 でも、仮にここで、「乳歯が永久歯に全て生え変わったかどうか」をオトナとコドモを分ける境界としよう。そ…

【最終章】PPAPについて【可算・不可算】

これまで、二度ほどPPAPについてブログを書いてきた。一度目は、まじめに、冠詞について。二度目は、PPAPから派生した、いろいろなアレンジなんかについて。今回で、三度目となる。まさか、最初に観たときは、わたしが三度もこれについて記事を書くことにな…

言葉が分かるもの同士の安心

昔、アメリカに住んでいたころに通っていた小学校は、私のような、英語が母語じゃない生徒を受け入れ、英語を外国語として学べるクラス(English as a Second Language / ESL)をもっており、私もそのクラスに入っていた。ふだん、体育や音楽、算数などの授…

寝る前の飲み物に

寝る前の飲み物にはホットミルクが良い、というのを聞いたことがある。まったりした暖かさが、体を眠りに誘う。あとは、カモミールティーも良いそうだ。ティーとはいっても、茶葉は使っていないのでノンカフェインだし、ほの甘い香りが心を鎮める。 その組み…

和歌わからない

ダジャレのようなタイトルになってしまったが、和歌や短歌、俳句などなどの日本の歌が、わからない。学校教育で俳句も短歌も和歌も川柳も、授業で扱われたことがあったはずなのに、キッチリとした定義もよくわかっていない。一応ことわっておくが、「和歌」…

考え事の散歩

考え事をするとき、散歩をすると良い、というのはいろいろな人から聞く話だし、わたし自身実践することもある。たしかに、机に向かって・本に向かって・パソコンやノートに向かって考えているときよりも、散歩をしているときにポンと良いアイディアが浮かぶ…

どうして記憶したいのか

最近、人が書いた文章に、コメントをつけて返すというようなことを意識して実践している。ただ「面白かった」とか「素敵だった」とか書くのは、たぶん、誰にでもできることで、そういう言葉をコメントとするのは、勿体無いしつまらない。だから、できるだけ…

続・PPAPの話

すっかりハマってしまったPPAP。先日は本家の動画をとりあげて、今はもっぱら、インド版が気に入っている。 www.youtube.com ピコ太郎本人も気に入っているというインド版PPAP。本家に引けを取らない、いや、極端に言えば本家を超えた中毒性、面白さを帯びて…

しょうがパワー

先日行ったカフェで、生姜蜂蜜檸檬ドリンクを飲んだ。生姜のスライスが蜂蜜漬けになっていて、それと檸檬のスライスをお湯で割ったという感じの飲み物。ハーブティーにもジンジャーレモンティーなんてあるけれど、あれよりもさらにダイレクトに生姜もレモン…

梨のカオ

今回に限っては、言葉はいらない。 梨と、メンフクロウに同じ空気を感じられたら、それでいい。

ノート × 朝 でうまく一日を過ごす

以前、情報カードが良い味方、ということを書いたけれども、同時にノートも今最強の味方になっているので、それについて書こうと思う。 何か、長編を書きたいときや、構成が複雑なときには、情報カードが良い。なぜなら、縦に横に並べ、それを並び替えたり、…

水の効能

下町の風呂は熱い。江戸っ子は熱い風呂が好きというのは聞いたことがあったけれど、果たしてそれは本当だった。千葉で生まれ育った私にとっては、風呂の適温は41度くらい。夏はそれよりぬるめのお風呂にゆっくり浸かる。でも、41度より熱いと、とてもじゃな…

銀杏の季節

銀杏の季節。イチョウの木にみのる、あのニオイの強い実。あれのことを「キックボック」と言ってイチョウの木にキックかまして実をとろうとしていたのは、以前の記事にも書いた通り。 先日浅草寺に行ったら、大粒の銀杏が鈴なりになっていた。あれは大粒だ。…

標準語を学んで欲しい!

わたしは数年前イギリスの大学院に進学したのだけれど、3月に日本で大学を卒業してから10月の入学まで時間があったし、実際にネイティブに囲まれての授業となると英語に不安もあったため、アカデミックな場で使われる英語、つまりディスカッションやリー…