パパへの伝言

 夫の帰りが遅く、息子が夜寝る時にはパパが帰ってない日常の我が家。最近、息子は寝る前に「パパに伝えておいて」と私に伝言を頼んでから寝るようになった。昨日は

「リンゴはデザートだからね。夜ご飯のハヤシライスを先に食べなきゃだめだよって伝えておいて」

と言われた。私が

「うん、わかったよ。ちゃんと伝えておくね」

と返すと、息子はボソッと

「でも、パパは無視しちゃうかもしれない…リンゴ先に食べちゃうかも…」

と懸念。それ、ほんとうは自分がしたかったことだ。自分は我慢できたけど、パパは我慢できないかもしれない、と思ったようだ。

 

その前日は、夕飯の鶏肉と白菜のミルク煮のソースにご飯を入れると美味しいよ、というのが伝言の内容だった。夕飯の食べ方についてパパに伝えたい気持ちがあるらしい。さあ、次はどんな伝言を託されるだろうか。