2016-01-01から1年間の記事一覧

ラムネード

「ラムネ」というと、お菓子の方のラムネを思い出すだろうか、それとも、ビー玉が入っている不思議な形の瓶に入っている炭酸飲料を思い出すだろうか。この「ラムネ」という言葉は、「レモネード」が訛ったものらしい、と聞いたことがある。英語圏のレストラ…

プールと水風呂

スポーツジムへ行ってプールで泳ぎ、風呂で温まった後、水風呂に入る。この流れが気に入った一年になった。 でも我ながら不思議なのは、プールでは老若男女が思い思いに泳いでいるさまを見て何も思わないのに、水風呂で頭の先まで全身を沈める人を見ると、ち…

企画あそび

夫との遊び。企画遊び。それは、何か条件を決めて、それについてどんな企画を考えるかというのを出し合うこと。昨日は、「もし、超低予算で、週に一回、夜11時からの一時間枠でテレビ番組を作ることになったらどんな企画を立てるか」というもの。やっぱり通…

苦手な音

ベッドに横になる時、横向きに寝てまくらが耳に当たると、自分の鼓動の音が聞こえる。もっとも、いつも聞こえるわけではなく、神経が過敏になっているときだけだけれども。そういう、神経が過敏のときに、トクン、トクンという音が聞こえ続けるのは嫌なもの…

リピート派

好きな本とかアニメとか映画とかは、繰り返し何度も見たい派だ。例えば、名探偵コナンの映画『世紀末の魔術師』は何回観たかわからない。親に聞いてみると、小さいころからそうだったらしく、同じ絵本を何度も何度も読んでいたらしい。新しいものを次々と、…

メリークリスマスの返事

「メリークリスマス!」と言われたら、どう返せば良いか。これまでわたしは、「メリークリスマス!」と言い返すくらいの術しか持っていなかった。けれども、今年のクリスマスで、学んだ。 "You, too!" で良いのだということを。 Merry Christmas! You, too! …

火の用心

先日の糸魚川での大火事は、テレビで見ていて本当に痛ましかった。あんなに、炎は大きくなるものなのか。人間が簡単に消せるものではないのか。人間の無力さを感じた。こんなに様々なことを人間がコントロールできる時代になっているように見えるのに、一つ…

問いを立てる、交わす

何かのオリエンテーションでも、勉強会でも、なんでも良いけれど、「なんでも質問して良いですよ!」と言われる場面というのに遭遇すると、血が騒ぐ。「さあ、どんな問いを投げかけてみよう」「どんな問いを投げかけたら、この場の議論が盛り上がるだろう」…

1000!

昨日書けばよかったのだけれど、昨日で、本ブログの総アクセス数が1000を越した。当初は年内に1000を越すと思っていなかったから、予想以上だ。わたしは無名の、一人のブロガーでしかない。そんなに宣伝も積極的にはしていない。それでもこんなに読んでくだ…

オリジナル志向

昔から「◯◯系」とか「◯◯なタイプ」というように、ざっくりと分類されるのが好きじゃなかった。人とは違っていたいという気持ちを重視する「タイプ」だったと思う。 だから「ゆとり世代」と言われるのももちろんのこと、「意外と保守的」と言われるのも「リベ…

食の清潔・気持ちの衛生

コンビニのおでんつんつんが話題になっている。しょうもないことを動画にするよなあと思いつつ、イギリスで出会った少しショッキングな出来事を思い出した。 それは、四年前の冬。当時イギリスに住んでいたとき、今の夫となる彼がイギリスまで遊びに来てくれ…

脱力したいとき

冬は寒さで体がこわばる。外を歩いているときも、気がつくと肩にぎゅっと力が入っている。寒くて血行が悪くなりやすい上に肩に力がはいるのだから、一年の中でもこの季節は肩こり首こりが一番苦しい。師走の忙しさも相間れば、眉間のシワも一層深くなる。 こ…

文章力を考える

出版界は苦労している。密度のある本がなかなか売れないそうだ。本屋へ行き、ぱらぱらっとページをめくり、ボリュームがあることを感じると、「読みきれないかも」と弱気になり、本を棚に戻してしまうのだという。だから、ページあたりの文章量は減り、ぱら…

父と娘

久々にほぼ半日、父と娘とで過ごした。これからの社会の話、父の仕事の話、父の若い頃の話などなど。 わたしが大学院にいた頃は、父はイギリスで勤務、わたしは留学生で、徒歩5分のところに住んでいた。週末になると午前中に父の家に行き洗濯機を借り、洗濯…

実家に帰れば

実家に帰ってきてみれば、母も干し柿と干しリンゴをつくっていた。悔しいことに、干すための網はこちらのほうが何十倍も立派(そして高級)だし、出来上がった干し柿も干しリンゴも、上級に美味しい。 どうやら、柿は硬めのものを干すよりも、完熟のものを干…

無線な世の中

今どきの若いひとは、パソコンなどを使っている時の「保存」のアイコンが何の形なのかを知らないという。わたしは、ガンガン使っていた訳ではないけれど、よく知っている。フロッピーディスク。中学のとき、ある作文の先生は、作文の提出を原稿用紙ではなく…

安堵とがっかり

注射前の憂鬱な夜が明け、よしと気合を入れて病院に向かったら・・・院内大掃除のため休診日ということだった。迂闊だった。嫌だ嫌だと思っていた注射をしなくて済んで安心したと同時に、嫌なことが先延ばしにされたのはもどかしい。さっさと終えてしまいた…

注射と採血

やっぱりインフルエンザの予防接種はしておいたほうがよさそう、と言われたので、明日、予防接種に行くことにした。恥ずかしながら、注射というものは四年ぶりだ。ややビビっている。正直に告白するならば、注射は、こわい。 なかなか理解してくれる人がいな…

干し柿完成

丸四日、スライスした柿を干した。以前書いたように、干す前は275グラムあった柿は、四日干し続けた結果、65グラムとなった。およそ四分の一の重さになったということだ。 一口食べてみると・・・う、うまい!これは、買ってから食べるまでの間に四日間の待…

エッセイを楽しむ

今年一年を振り返ると、ずいぶんとエッセイ集を読んだ気がする。それは自分のお仕事にも関わったから意識して読んだのだけれど、今年は小説よりも、エッセイだった。 特に楽しんだ三冊をあげるならば、『土を喰う日々』『春の数え方』、『久しぶりの海苔弁』…

「語らない」ということ

今日は、ひとつの大きな一段落の日だった。 人と濃く交わって感じるのは、いろいろな人が秘めた思いを抱えていて、機会があれば語りたいと思っていること。でも、なんらかの理由で、語らないという選択をしているということ。もう一つ気付いたのは、「語らな…

カレーとおでんとポトフと鍋と

大ぶりの鍋が活躍する季節。カレーも、おでんも、ポトフも、鍋も、どれも食べたい季節。細かい調理は気にせず、とにかく具材を切って、鍋に放り込んで煮込む。いっぺんにたくさん作ってしまえば、翌日にラクができるから、積極的に取り入れたいメニューだ。 …

干し柿一日目

昨日のブログを読んで、さっそく母が連絡をしてきた。「面白かったよ」とかそういう感想ではない。「干し柿なら八百屋で売ってる普通の柿をスライスして干せば作れるんじゃない?今日みたいな、お日様が出てて風が吹いている日は、何かを干すのに絶好の日だ…

干したい気持ち

先日、100円均一に行ったら、干物を作るための網が売っていた。100円均一という割には、最近は200円とか300円の商品が多い気がする。干物用の網は、150円だった。物干し竿なんかに吊る下げられるよう紐がついていて、平らに野菜などを並べて干せる。周り全体…

どんな街に住んでいる?

短期記憶を保つ力が弱くなった祖父は、会うたびに「今はどんな街に住んでいるの?」とわたしに聞いた。「イギリスにいたときは、どんな街に住んでいたの?」なども聞いていたから、わたしがイギリスにいたことは、深く印象に残っていたのだと思う。会うたび…

お休みの音

今回はブログ投稿をお休みしようとも思ったけれど、「休む」という言葉について考えているうちに色々と思考が派生したので、少しだけ書こうと思う。 「休む」というのは、楽にすること。かといって、「何もしないこと」だけが「休む」ではない。そのときに楽…

ミミが美味しい

小さい頃、近所の友達とスイミングスクールに通っていた。たいてい一緒に通う友達のママが車で送ってくれていて、帰りには時々、近くのパン屋さんに寄って、翌日の朝ごはん用のパンを買って帰ったものだった。 あんぱんとか、メロンパンとか、クリームパンと…

50円玉とパンツのゆくえ

今日、数日ぶりに例のコインランドリーへ顔を出した。先日、パンツと50円玉が忘れ去られた、あのコインランドリー。ふと、あの50円玉がどうなったか気になったからだ。 結論としては、どちらも、なくなっていた。あのおじいさんが持って行ったのか、管理人が…

足湯の作法

冬は足元が冷えやすい。お風呂を入った後でも、しばらくすると足先が冷たくなっていたりする。そういうときの、簡単な秘策が、足湯だ。うちのお風呂場には、ちょうどカカトからつま先までが入るくらいのサイズの金だらいを置いている。せいぜいくるぶしくら…

日本の師走

暦を睦月、如月、弥生・・・と数えない現代の日本社会でも、師走という言葉はよく聞く気がする。あとは、神無月も、出雲に全国の神様が集まっちゃうから神無月、という謂れとともに聞くことはあっても、やっぱり「師走」ほどは聞かない。 街中では、クリスマ…