干し柿一日目

 昨日のブログを読んで、さっそく母が連絡をしてきた。「面白かったよ」とかそういう感想ではない。「干し柿なら八百屋で売ってる普通の柿をスライスして干せば作れるんじゃない?今日みたいな、お日様が出てて風が吹いている日は、何かを干すのに絶好の日だよ」と、非常に具体的で実践的な、アドバイスであった。

 そういうわけで、さっそく今日の午後、近所の八百屋で、買って来た。1個130円の、大ぶりの柿。

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皮ごと全体では、重さ313グラム。それを、ヘタを取って皮剥いて、種も取って、16等分くらいに切ったら、275グラムになった。これを、干し始めた。

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 本来の干し柿がこのような形ではないことは、十分にわかっている。けれども、渋柿を使った干し柿じゃないし、早く乾いて欲しいから、薄く切り、それを並べることにした。干し始めてから4時間しか経っておらず、今のところ、表面がちょっと乾いてきた程度。夜になったので、一旦室内に取り込んだ。

 さあ、ここからどうなるだろう。何日で、干し柿になるだろう。干す前に275グラムあった柿は、何グラムになるのだろう。

 八百屋では、干し芋も作ろうと、サツマイモも買って来た。干し柿が終わったら、芋もやってみるつもりだ。干物の冬が、始まった。